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催涙スプレーの使用期限と保管について

身を守る護身用品の中でも、催涙スプレーは少し距離がある相手にも使用できる事から、定番人気商品のひとつです。
しかし、催涙スプレーは未使用の状態で置いていたとしても、半永久的に使用できるものではありません。
ここでは、催涙スプレーの「使用期限」、「保管」について説明します。

目次

・催涙スプレーに使用期限の記載はあるの?
・催涙スプレーの使用期限はいつまで?
・催涙スプレーの保管場所
・使用期限と保管場所のまとめ

催涙スプレーに使用期限の記載はあるの?

数年前までは、「強力(エリミネーター)催涙スプレー」シリーズでも使用期限が書かれていましたが、現在は使用期限を記載していないため、使用期限が記載されている催涙スプレーは「ホワイトウルフ」の催涙スプレーのみとなっております。
しかし「強力(エリミネーター)催涙スプレー」シリーズにも6桁の数字が記載されていることがあります。

缶に書かれている数字は何?

「強力(エリミネーター)催涙スプレー」シリーズは、缶に数字が記載されていますが、メーカーに確認した所、この数字は使用期限ではなく、ロット番号(製造日ごとに割り当てられた番号)との事でした。
ロット番号が日付を表しているような数字になっている場合もありますが、催涙スプレーの使用期限ではないので注意しましょう。
「ホワイトウルフ」の催涙スプレーには、使用期限(年/月)の記載があり、さらに、使用期限の下にはシリアルナンバー(個体ごとに割り当てられた番号)も記載されているので、製品を個別に管理したい大手企業等でも役立っています。

催涙スプレーの使用期限はいつまで?

使用期限が記載されていない催涙スプレーの場合、使用期限はいつまでなのか気になる人は多いでしょう。
 
催涙スプレーの使用期限は 「購入から約2年間」目安です。
 
また「ホワイトウルフ」の催涙スプレーは使用期限の記載があり、その日付が購入日より2年以上の場合もありますが、保管状況などの影響で、使用期限に到達していなくても使えなくなる物もでてきますので、使用期限が記載されている場合も「購入から約2年間」を買い替えの目安にしましょう。
 
弊社のお客様の中には1年に1度、買い替えをされている方もいらっしゃいます。
ご自身や大切なご家族を守るために、お客様ご自身で1年毎の買い替えにされているようです。
毎年買い替える必要はありませんが、いざという時、十分な効果を発揮させるためにも買い替えの目安を管理しておくことが大切です。
 
また使用期限は、あくまでも「使用期限」であり、使用・効果を保障するものでない事にご注意ください。

使用期限が過ぎるとどうなるの?

催涙スプレーの使用期限が過ぎると、スプレー内のガス圧が低下し、使用時に噴出しなくなっている事が多いです。
また噴出できたとしても、飛距離が短くなっていたり、月日の経過などにより主成分(唐辛子を濃縮した物)が劣化している等で、本来の効果が発揮できなくなっています。
 

 
肝心な時に、本来の効果が発揮できないと護身用品としての意味がありませんので、催涙スプレーは定期的に買い替えるようにしましょう。

催涙スプレーの保管場所

催涙スプレーに限らず、スプレーの保管場所には注意が必要です。
すでにご存知かと思いますが、スプレー缶は高温を避けなければいけません。
温度が40度以上になる可能性がある場所を避け…
なんていう注意書きを見かけたことがある方も多いでしょう。
 
たとえば、火気の近く、ヒーター、暖房機の近くや直射日光が当たる場所。
高温になる自動車内、倉庫などは避けてください。40度以上になる可能性が高いです。
このような場所ではガス、液が漏れやすくなり、最悪は破裂してしまう可能性もあります。
また、温度の差が激しい場所や、極端に気温が下がる場所も避けた方が無難です。
 
※温度が高すぎる場所だけでなく、温度が低すぎる場所でも催涙スプレーの使用に影響がでる可能性があります
※その他、お子様(子供)の手の届かないところに置いてください

使用期限と保管場所のまとめ

催涙スプレーの買い替え時期

・ご購入から約2年を目安にする

催涙スプレーの保管場所

・高温になる場所や温度の差が激しい場所は避ける
・極端に気温が下がる場所も避ける
・お子様の手の届かない場所に保管する
※催涙スプレーは、2年ほどを目安に買い替えのご検討をしていただき、通常のスプレー商品(エアゾール製品)と同じように保管していただきましたらと思います

補足

上記の情報は、こちらの記事を書いた時点(2021年6月)のものです。
ご不明な点等がございましたらお問い合わせください。


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ASP警棒の偽物!?

いつもお世話になっております! OKUMOTOです^^

今回は世界でも有名なASP警棒についてです。

ところでみなさんASP警棒と言えばどんなイメージがありますでしょうか?
ちょっと詳しい方なら世界トップクラスの強度とかFBIや警察機関で使われているという非常に良いイメージではないでしょうか?
値段もそこそこします・・・。ていうか高いです^^;

以前ASP警棒の品質についてはお話ししましたが値段の割に品質は良いとは決して言えません。ただし実用品質は抜群です。問題は外観の品質です。
詳しくはこちらを御覧ください。

ASP警棒の品質低下

今回はそんなASP警棒の偽物の話です。

この写真を見てください。
ASP警棒です。

 

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嘘です。
実はこの警棒は中国製の偽物のASP警棒です。
普段からASP警棒を専門に扱っている弊社の様な販売店ならほぼ一目であれ?って思いますが、一般のユーザーはわからないのではないでしょうか?

しっかりシャフトのロゴも入っています。

 

 

IMG_3839

 

 

見えにくいですが間違いなく「ASP」のロゴです。
ちなみにこの警棒は中国製の警棒に混ざりこんで入ってきました。
おそらくこのような警棒が1本だけ製造されることはないので大量の偽物のASP警棒が出回っていると思います。

安いからといって専門店以外で買ったり知識の低いお店で買うとこういったものを購入してしまう可能性がありますので注意が必要です。

ASP警棒は基本的にはアメリカから輸入しますが、他国にも広く広がっているためメーカー以外から買っている販売店には注意が必要です。

当然ですが、弊社のASP警棒はアメリカから輸入しています。
万が一偽物が入ってきても専門店ですので見逃す事はありません。

 

心配なお客様は是非当店のASP警棒をご検討ください。

 

ちなみに一目であれ?っと思うと言いましたが、各所に違いがあります。

グリップエンドだけ見ても本物と偽物ではサイズも違います。

 

 

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ちなみに外観に傷が多いからとか塗装が甘いからとかで本物と偽物を区別はできません。なぜならASP警棒は外観品質は決して良いとは言えないからです。

綺麗だから大丈夫とか、傷が多いから偽物?という判断は間違いです。

また、一応申しておきますが他店で買った警棒の鑑定などの業務は行っていません・・・^^;
ご理解頂ければと思います。

 

充電式スタンガンの再充電について

充電式のスタンガンの場合、電池交換の必要がないので便利ですね。
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しかし、スマートフォン等と違い
充電が自動的に終了することがないので
「充電をしすぎると壊れてしまう」という面もあります。
一方で全く充電をしないことでも、充電池は自然放電してしまい残量がなくなってしまうので、これも故障につながる可能性があります。
 
 例えば、USBケーブルを使用して充電をするタイプの
ZAP ライト ミニ 80万ボルト USB充電式」の場合
 「2時間の充電」が必要ですが、充電をした後は「ケーブルを抜く」必要があります。
※付属の説明書に記載してあります
 
 また、充電式は自然放電をしてしまいますので、メーカーは「まったく使用しなかった場合でも、2ヶ月が経過したら2時間の充電が必要」としています。
 
 こちらにつきましても、付属の説明書に記載しております。
※裏面の下の方にある「★その他のご注意★」の部分です(2015/12/25現在)
 
 商品によっては、日本語の説明書、簡易説明書、汎用説明書などをつけている場合があります。
 スタンガンに限らず、説明書がついているものはまず最初によくお読みになられてからご使用ください。

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アメリカ製警棒(ASP警棒)の品質低下

 

こんにちはOKUMOTOです。^^

 

最近徐々に寒かなっていますね~。体の丈夫な私はほとんど体調を壊すことはありませんが
周りは風邪など体調を壊す方が増えてきたいようです。

 

皆さん季節の変わり目気をつけてくださいね!
実は今週15日でエスエスボディーガードは創業16年を迎えました!ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

これもひとえに当店のファンはもちろんお客様のおかげです。

 

 

 

本当に有難うございます!!

 

 

 

しかしまだまだ発展途上です!!

 

 

これからもって愛される店舗を目指してスタッフ一同頑張っていく所存です。

 

 

どうぞ引き続き宜しくお願い致します!!!!!
ところで話は変わりますが、最近のアメリカ製品の外観品質は悪くなっていますね・・・。

 

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皆さん日本製はもちろん外観品質が良いのは当然と思っていますが、アメリカ製も品質は高いと思っていませんか?

 

 

もちろん間違いではありません。実用品質は非常に良いです!これは間違いありません。

 

 

日本製品と比べても素晴らしいと言えます。

しかし、

外観品質はどうでしょうか・・・?

 

 

結論から言うと日本製のような見た目の良さは期待できなことが多々あります。

 

 

 

もちろんすべてのアメリカ製品というわけではありません。

 

 

アメリカでの有名な警棒と言うとASP警棒ですが最近の警棒の外観品質は酷いです・・・。

 

 

日本人ならクレームになるレベルの塗装の甘さや傷があります。

 

 

しかし値段は高いです。

 

 

知ってる方は良いのですが初心者は高ければ外観もよく傷一つ無いというイメージが強く

「こんな高い警棒を買ったのにこんなに塗装が悪い!傷もある!」とクレームになることも珍しくありません。

 

 

日本人だから仕方が無いのですが・・・。

 

 

当店では警棒の検品を行う際に出来る限りいい状態に磨きなどのメンテナンスを行って出荷を行うこともあります。

 

商品もパッケージから出して検品します。

 

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並大抵の労力ではありませんので他店では行っていないと思います。当店では問題がありそうなものに関しては全品検品は当たり前です。
写真はASP警棒の検品時の写真ですが、品質が良くない・・・。

 

 

1種類の商品でこんなに保留商品がある物もあります・・・・残念ですが

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これがメーカー仕様なので仕方がありません・・・汗

 

もし外観品質まである程度の物が欲しい場合は是非ホワイトウルフ4140警棒をお求めください。

 

 

強度はほとんど変わらない上に外観品質は上です。

 

 

そして問題の値段は物にもよりますがほとんどの同等品が半額以下となっています。

 

 

警棒をご購入の際には是非ご検討ください。