スタンガンは充電式と電池式どちらがいいの?

 スタンガンを購入する際、スタンガンの威力以外に、電池式と充電式の各々の使い勝手・機能・大きさ・デザイン等も判断材料にする人は多いと思います。
 威力やサイズ等については別ページでも記載していますので今回は電池式スタンガンと充電式スタンガンのメリットとデメリットをまとめてみました。

※スタンガンの威力別のメリットとデメリット等については「スタンガンとは」をご覧ください

目次

・電池式スタンガンのメリットとデメリット
・充電式スタンガンのメリットとデメリット
・スタンガンを正しく使用するために
・まとめ

電池式スタンガンのメリットとデメリット

 電池式スタンガンは、電源として乾電池を使用しており、一般的に、使用する乾電池の数が多いほどスタンガンの威力も高くなります。機能についても放電機能のみで、セーフティースイッチと放電スイッチを操作するだけ、といったシンプルな物が多いことも特徴のひとつです。
 電池式スタンガンは、充電式スタンガンと違い電池を交換する必要があり、電池を装着する基盤とスタンガン本体が導線でつながっているタイプの場合は、電池と本体をつなぐ線が切れてしまうと使用できなくなるため注意が必要ですが、充電式スタンガンと違い、保管時は電池を外しておけるので、電池の液漏れによる故障や、充電池の寿命の心配が無いことも特徴です。
 また、電池式スタンガンは、使用する乾電池の数が多いほど本体サイズも大きくなりますが、充電のし過ぎ(過充電)で壊してしまう心配がない為、時間を計りながらの充電が苦手な人にもおすすめです。



※電池式スタンガンの例:TITAN-GB8など

メリット

・操作方法がシンプルな物が多い
・使用しない時は電池を抜いて保管できる
・充電式と違い、過充電で壊してしまう心配がない

デメリット・注意点

・電池を購入・交換する必要がある
・使用電池が多い(威力が高い)ほど本体サイズも大きくなる
・導線があるタイプは電池交換時に断線しないように注意

こんな人にオススメ

・時間を計りながらの充電が苦手な人
・シンプルな操作で使用できるスタンガンが欲しい人
・放電以外の機能を必要としていない人
・長期間スタンガンを使用しない可能性がある人

充電式スタンガンのメリットとデメリット

 充電式スタンガンは、スタンガンの中に充電池が内蔵されており、充電器を直接スタンガンに接続して充電する事で繰り返し使用できます。また、放電以外にアラームやライト等の機能が付いている物や、外観がスタンガンに見えにくいモノが多い事も特徴です。
 しかし、全く使用していない時も、自然放電により電池残量が少しづつ減ってしまうため、定期的な充電が必要になります。充電を行う際は、スマートフォン等と違い、充電が満タンになっても自動的に止まらない為、充電を行ったらコードから抜く必要があり、もしも説明書に記載している時間より長く充電を行った場合、故障の原因となります。また、内蔵されている充電池は取り外しができない物が殆どの為、充電池の寿命はスタンガン本体の寿命になります。

※電池式スタンガンの例:TITAN-2500Kなど

メリット

・電池を購入・交換する必要が無い
・充電残量が足りなくなっても、充電することで繰り返し使用可能
・放電以外にアラームやライトの機能が付いている物も多い
・スタンガンに見えない外観の商品も多い

デメリット・注意点

・全く使用していなくても定期的に充電が必要
・内蔵されている充電池の寿命=スタンガンの寿命
・充電は自動で止まらない為、時間を計りながら充電する必要がある
※過充電や全く充電をしない状態でも、故障の原因になります

こんな人にオススメ

・電池の購入・交換を避けたい、面倒くさい人
・時間を計って充電できる人
・放電以外の機能も欲しい人
・スタンガンっぽくない外見のスタンガンが欲しい人

スタンガンを正しく使用するために

 スタンガンは、基本的に対衝撃性能や防水性能は無いため、強い衝撃を与えたり、水没などで内部の電気回路等が濡れると故障の原因になります。
 その他に、スタンガンの機種によっては使用方法等が異なったり、充電式スタンガンにおいては充電時間も機種によって異なる為、スタンガンを購入した際は、付属の説明書をしっかりと読んでから使用しましょう。

まとめ

 スタンガンの購入検討の際、威力の比較以外に、電池式と充電式の各々の使い勝手・機能・大きさ・デザイン・メンテナンス性などメリットとデメリットを知ることで、用途に合ったスタンガンを見つけることができます。
 スタンガンの理解を深めることが、適切な機種選びと正しい使用方法にも繋がります。

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