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新生活|通勤・通学で痴漢被害に遭わないための防犯対策

4月に入り新生活が始まって、通勤や通学で電車を使用し始めたという方も多いでしょう。
気持ちよく新生活を迎えたいのに、電車で痴漢被害に遭ってしまっては、とても不愉快な気持ちになり、毎日使用する電車で不安を感じ続けることにもなりかねません。
痴漢被害に遭わないためには、防犯対策をすることが大切です。この記事では、どのような対策をすればいいのか、万が一被害に遭ってしまった時にどのように助けを求めればいいのかご紹介致します。

電車での痴漢被害が起きやすい時間帯


愛知県警が、電車内での痴漢事件を分析した結果、時間帯によって発生場所が変わる傾向があることを発表しました。
県迷惑行為防止条例違反容疑で検挙された62件を対象に、発生時間帯別に場所を振り分けてみると、朝の通勤・通学の時間帯の午前7時~9時は「出入り口付近」が多く、午後7~11時になると「座席」が多い傾向にあるようです。
発生場所が変わる理由として、夜は空席が多く、ボックス席の死角などで被害に遭うケースが多いようです。

混雑状況を考えて位置を変えることが大切

このような結果から、朝7時~9時は「出入り口付近」に立たないことや、午後7~11時に車両がすいていれば死角の多いボックス席に座らないようにするなど、混雑状況を考えて位置を変えることが大切です。

痴漢に遭わないための防犯対策

痴漢に遭わないためには、日ごろから防犯対策をすることが大切です。
どのような対策を行いばいいのがご紹介致します。

女性専用車両を利用する


女性専用車両は、痴漢などの性犯罪や暴力から女性を保護するものとして設置されました。
痴漢被害に遭わないためには、できるだけ安全なところにいくことです。電車に女性専用車両が設置されているのであれば、すすんで利用しましょう。
女性専用車両が設置されていない場合は、以下の紹介を参考にしてみてください。

朝は出入り口付近に立たない

前述でも述べた通り、朝の通勤・通学の時間帯の午前7時~9時は「出入り口付近」が多く発生しています。混雑しやすい朝の時間帯は、出入り口付近に立たずに、奥へ詰めて乗車しましょう。
出入り口付近で痴漢が発生しやすい理由は、混雑していると犯人が誰か分かりにくい、気付かれてもドアの近くなのですぐに逃げられるからです。

空いているときの座席にも注意

午後7~11時になると「座席」でも被害が発生しています。夜遅くになると、車両が空いていて座りたくなる気持ちもありますが、ボックス席が死角となり人目に付きにくい為、痴漢被害が発生する傾向にあります。

防犯ブザーを身につける

防犯ブザーを周りから見えるようにカバンなどに付けましょう。警戒心や防犯意識の高さをアピールでき、痴漢の抑止力にもなります。
防犯ブザーは、万が一の時に声の代わりとなってくれるため、身につけておくことをおすすめします。

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痴漢に遭ったときの対処法

万が一、痴漢被害に遭ってしまった場合、どのように行動をすればいいのかご紹介致します。

本当に痴漢なのか確認する

満員電車であると、他人の荷物が当たっているだけなのか?痴漢被害に遭っているのか?と思う場面に遭遇することがあるかもしれません。
しかし、無実の人を冤罪で捕まえてしまうと、逆に自分が痴漢冤罪の加害者となってしまう可能性があります。
恐怖を感じる時間ではありますが、まずは落ち着いて、本当に痴漢被害に遭っているのかを確認しましょう。

警視庁の防犯アプリ「Digi Police」を活用する

「Digi Police(デジポリス)」とは、警視庁の無料防犯アプリです。
「痴漢撃退機能」が搭載されており、画面で痴漢被害を訴えたり、音声で助けを呼べる機能があります。事前にダウンロードしておき、万が一の時に備えておいても良いでしょう。
また、痴漢被害に遭っているかもしれない人に対しても、「ちかんされていませんか?」という表示画面を見せることによって、助けが必要か確認できる機能も搭載されています。

その場から離れる

実際に痴漢被害に遭うと、恐怖で声が出ない、パニックになってどうすればいいのか分からなくなる方もいるかもしれません。
その場合、無理して犯人を捕まえようとするのではなく、自分を守るためにも「その場から離れる」ことが大切です。対策としては、すぐにその場でしゃがみ込むことや、次の駅で別車両に乗り換えたりしましょう。

まとめ

痴漢被害に遭わないために、どのような防犯対策をすればいいのか、万が一被害に遭ってしまったときは、どのように助けを求めればいいのかご紹介致しました。
日頃から防犯対策を行い、痴漢被害のリスクを減らして安心できる通勤・通学をしましょう。


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