別記事でもお知らせしたように、4月24日(木)にホワイトウルフ警棒の強度試験を行ってきました!試験方法などの詳細は以下ページに書いております。
こちらの記事ではその試験の結果をお知らせいたします。
実践を想定した試験を行った結果「4140カスタムスチールと7075アルミ合金が同程度の強度がある」ことが分かりました。ただし前者の素材は負荷が強くなるにつれ徐々に曲がっていきますが、後者の素材は突然折れてしまいます。実践時は人間が使用するためこれほどの過重がかかることはないと思いますが、強度や重さの面を考えて選んだ方が良いポイントかもしれません。
数値に関しては以下の表をご覧ください。サイズが小さくなるほど強度が高くなることも分かります。
※N(ニュートン)とは位置からの大きさを表す単位です
4140カスタムスチール | スチール | 7075アルミ合金 | |
---|---|---|---|
16インチ | 6159N | 3119N | 5345N |
21インチ | 4540N | 1393N | 3727N |
26インチ | 3197N | 1069N | 2540N |
31インチ | 2609N | 912N | – |
実際の試験の様子はこちらです。


スチールがこの三つの素材の中で一番耐荷量が少ない結果となりました。ですがそれでも16インチであれば3119Nと高い数値を出しており、どの素材でも護身用品として十分な強度を併せ持っているということが分かります。
いくら強度が高くてもその分価格も飛びぬけて高いようでは、その警棒は最適な警棒とはいえないと考えます。「護身用品として十分な強度があり、かつ購入しやすい価格、性能も高い」ものが最適な警棒なのではないでしょうか。
今回の強度試験は機械を使用して行いましたが、また機会があれば次回は人力での耐久力の試験も行いたいと考えています。
今後の警棒選びのヒントとなれば幸いです。


