マンションなどに比べ、部屋数が多く隣の家との距離も離れている一戸建て住宅は空き巣のターゲットになることが多いです。
その中でも新築の一戸建て住宅は、お金を持っていると判断され空き巣のターゲットになるケースが増えているんです。
そこで今回は、新築が狙われやすい理由や、防犯意識が高い家にするためにやるべきことなどを解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
新築の戸建て住宅は空き巣に狙われやすい?
侵入窃盗の発生場所のうち「一戸建て住宅」が最も多いというデータがあるほど、賃貸よりも一戸建て住宅が狙われやすくなっています。
一戸建てが狙われやすい理由としては、侵入経路の多さと死角の多さが挙げられます。
玄関のほかに複数の窓があり、塀や植木で外から見えにくい場所が多いためさまざまな手段で侵入することが可能です。
また「新築住宅」は、以下の理由から特に狙われやすい傾向があります。
- 引っ越し直後で荷物が多く警戒する意識が低くなる
- 新しい家電や家具が揃っているため、金品があると判断されやすい
- 周囲の家族との交流がまだ少なく、不審者に気づかれにくい
そのため入居前後の段階から防犯対策を意識的に行うことが重要です。
基本的な施錠の徹底に加え、侵入に「時間がかかる家」にする必要があるのです。
新築に取り入れたい防犯対策
玄関周辺の防犯対策
一戸建ての侵入経路で「出入口(玄関・勝手口)」が挙げられます。
まずは、玄関周辺の防犯意識を高めることが防犯対策への第一歩です。
玄関周辺に取り入れたい防犯対策としては、以下のようなものが挙げられます。
- 防犯ステッカーを貼る
警備会社のロゴや「防犯カメラ作動中」といったステッカーを玄関・門柱などの目立つ位置に貼ることで、侵入者に心理的な威圧効果を与える。
- 補助錠を導入する
複数の鍵をかけることで、犯行を諦めさせる抑止効果が高まる。
- センサーライトを設置する
夜間に人を感知して自動点灯するライトは、侵入者の動きを察知しやすく、防犯性を高める有効な手段。
窓周辺の防犯対策
侵入窃盗の約55%は「窓」から行われています。
そのため、窓まわりの防犯は最も重要なポイントです。
- 防犯ガラスや防犯フィルムを導入する
防犯ガラスは2枚のガラスの間に中間膜を挟んだ構造で、割れても貫通しにくい仕様。
コストを抑えたい場合は、厚手の防犯フィルムを貼るだけでも効果がある。
- 外から見通しの良い設計を心がける
庭木やフェンスなどで窓が完全に隠れないようにし、侵入の気配に周囲が気づける環境をつくる。
屋外周辺の防犯対策
屋外環境の整備も、侵入を防ぐ大切なポイントです。
- 防犯砂利を敷く
歩くと大きな音が鳴る防犯砂利を敷くことで、侵入者に「音で気づかれる」というプレッシャーを与えられる。
通路や窓の下など、 人が通る可能性のある場所に敷くのがおすすめ。
- 庭木の手入れを定期的に行う
茂った植木や高すぎる生け垣は死角を生むため、侵入者が身を隠せないよう見渡せるようにする。
トゲのある低木を植えるのも効果的。
- 防犯カメラ・センサーライトを設置する
表から見えない裏庭や勝手口など、死角になる場所にカメラとライトを併用すると抑止効果が大きくなる。
録画機能付きの防犯カメラであれば、万が一の際の証拠としても使用可能。
まとめ
ここまでは、新築が狙われやすい理由や、防犯意識が高い家にするためにやるべきことなどを解説しました。
玄関や窓周辺はもちろん、屋外にも防犯対策を行うことでより防犯意識の高い家を作ることができます。
これから新築を建てようと計画している方や、新築を建てているという方はぜひ今回の記事を参考に防犯対策をしっかりと行うようにしましょう。
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