夏休みは、旅行や帰省、レジャーなどで家を空ける機会が増える季節です。
外出の予定に意識が向き、自宅の防犯対策については後回しになっていた家庭も多いのではないでしょうか。
また、夏休みが終わると、通勤や通学が再開して家族全員が留守になる時間も増えていきます。
長期休暇中とは生活リズムが変わるため、侵入犯罪や盗難を防ぐには、自宅の防犯環境を改めて確認することが大切です。
大掛かりな工事をしなくても、鍵や窓、家の周囲を点検するだけで見つけられる防犯上の弱点はあります。
そこで今回は、夏休みが終わる前に家族で確認したい自宅の防犯チェックポイントを紹介します。ぜひ最後までごらんください。
夏休み後は自宅の防犯を見直すタイミング
夏休み中と休み明けでは、家族の在宅時間や外出パターンが変わります。
新しい生活リズムが始まる前に、防犯対策に問題がないか確認しておきましょう。
家族全員が留守になる時間が増える
学校や仕事が再開すると、日中に自宅が無人になる家庭が増えます。
毎日ほぼ同じ時間に出発し、同じ時間に帰宅するようになると、生活パターンを外部から把握される可能性もあります。
出かける時間が短くても、玄関や窓の施錠を徹底することが基本です。
「近所に行くだけ」「すぐに戻るから」と油断しないよう、家族全員で確認しましょう。
夏に使った窓や勝手口に油断が残りやすい
夏は換気のために窓を開けたり、庭やベランダへ出るために勝手口を使ったりする機会が増えます。
その結果、窓の補助錠を外したままにしていたり、普段使わない窓の施錠を忘れたりすることがあります。
夏の間によく開けた場所ほど、休み明けにもう一度点検することが大切です。
自宅の外周を侵入者の目線で確認する
防犯チェックをするときは、室内だけでなく、家の外から建物を見てみましょう。
住んでいる人には気づきにくい死角や足場が見つかることがあります。
隠れやすい場所がないか
伸びた庭木や高い塀、大きな物置などは、外からの視線を遮る一方で、不審者が身を隠せる場所になる場合があります。
玄関や窓の周辺が道路や近隣住宅から見えにくくなっていないか確認し、伸びすぎた植木は剪定して見通しを確保しましょう。
侵入の足場になる物がないか
家の周囲に置かれた脚立・室外機・自転車・ゴミ箱などは、上階の窓やベランダへ侵入するための足場として利用される可能性があります。
簡単に動かせる物は屋内や鍵のかかる場所へ収納し、物置なども窓の近くに設置しないよう注意しましょう。
夜間に暗くなる場所がないか
昼間は問題がないように見えても、夜になると玄関脇や家の裏側が暗くなることがあります。
日没後にも家の周囲を歩き、照明が届いていない場所を確認してみましょう。
必要に応じて、センサーライトや常夜灯を設置することで不審者が近づきにくい環境をつくれます。
玄関・窓・勝手口をチェックする
侵入口になり得る場所は、施錠できるかだけでなく、設備が正常に使えるかまで確認することが重要です。
玄関の鍵に不具合がないか
鍵が回しにくい、ドアにガタつきがある、施錠しても隙間ができるといった不具合を放置してはいけません。
合鍵を植木鉢や郵便受けの近くに隠す行為も危険です。
家族にはそれぞれ鍵を持たせ、紛失した場合の連絡方法も決めておきましょう。
窓に補助錠が付いているか
窓は、自宅の防犯チェックで特に注意したい場所です。
通常のクレセント錠だけでなく、補助錠を追加すると、侵入に手間をかけさせることができます。
人目につきにくい窓や1階の窓、ベランダに面した窓などは、防犯フィルムや窓用アラームの活用も検討しましょう。
勝手口や小窓を見落としていないか
玄関の防犯対策はしていても、勝手口や浴室、トイレの小窓は見落とされがちです。
小さな窓でも無施錠にせず、格子の緩みや破損がないか確認してください。
勝手口にも補助錠やセンサーライトを設置すると安心です。
防犯設備が正常に動くか確認する
設備を設置していても、故障や電池切れで使えなければ十分な効果を得られません。
防犯カメラの映像と録画状況

カメラの向きがずれていないか、庭木や物で視界が遮られていないか確認しましょう。
録画データが保存されているか、夜間でも人物を確認できるかも点検します。
センサーライトや防犯アラーム
実際に人が近づいたときに点灯するか、窓やドアを開けたときにアラームが作動するか確認してください。
電池式の設備は、定期的な電池交換も必要です。
モニター付きインターホン
映像や音声、録画機能が正常かを確認します。
訪問者が来てもすぐに玄関を開けず、まずインターホン越しに相手を確認する習慣を家族で共有しましょう。
家族で防犯ルールを決める
設備の見直しとあわせて、日常の行動についても確認しておくことが大切です。
出かける際は短時間でも施錠する、知らない訪問者にはすぐドアを開けない、留守の予定をSNSへ投稿しないなど、具体的なルールを決めましょう。
子どもだけで帰宅する時間がある家庭では、鍵を開ける前に周囲を確認することや、家に入ったらすぐ施錠することも伝えておく必要があります。
まとめ
夏休みの終わりは、家族の生活リズムが変わる前に自宅の防犯対策を見直す良い機会です。
玄関や窓の施錠だけでなく、家の周囲の死角、侵入の足場、夜間の明るさ、防犯設備の作動状況まで確認しましょう。
また勝手口や小窓など、普段あまり意識しない場所も忘れずに点検することが大切です。
防犯対策は、一度設備を設置すれば終わりではありません。
季節や家族の生活環境が変わるたびにチェックし、小さな弱点を一つずつ改善することが安心につながります。
夏休みが終わる前に家族で自宅を一周し、新学期や仕事の再開後も安心して過ごせる環境を整えましょう。
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