「帰り道あとをつけられている気がする」そんなときは一人で考え込まず、警察や家族、友人に相談することが大切です。しかし中には、「これはストーカーに該当するのか?」という疑問から周囲に相談できていない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、ストーカーはどこからなのか、覚えておきたい見分け方とストーカー対策をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ストーカー規制法の規制対象
ストーカー規制法とは正式には、「ストーカー行為等の規制等に関する法律」と呼ばれるものです。
8つの規制対象となる行為を定めており、違反した者には1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科されます。
また警察からの禁止命令に違反した者には、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科されます。
規制対象となる行為は以下の8つです。
- つきまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつき
- 監視していると告げる
- 面会・交際などの要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNSメッセージ等
- 汚物などの送付
- 名誉を傷つける
- 性的羞恥心の侵害
上記以外にも2021年の8月にストーカー規制法が改正されたことで、
「GPS機器等を用いた位置情報の無承諾取得等」
「実際にいる場所の付近における見張り等」
「拒否されたのに何度も「文書」を送る行為」
も追加されました。
どこからがストーカーになる?
ストーカーの可能性が高い場合は、以下の項目を参考に見極めてみてください。
- 相手からの行動で恐怖している
- 反復して行っている
- 拒否したがやめてくれない
上記がストーカーを見極める基準です。「反復して行っている」に明確な回数はありませんが、3~4回規制行動を繰り返すようならストーカーの可能性が高いので気をつけるようにしましょう。
すぐに準備したいストーカー対策グッズ
ストーカー対策のためには、防犯対策グッズを準備する必要があります。
ここでは、すぐに準備したいストーカー対策グッズをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
防犯ブザー
防犯ブザーは「自分に危険が迫っている」と周囲に伝えるために使用できます。
使い方は簡単でピンを抜いたり、ボタンを押したりするだけです。
さまざまなデザインの防犯ブザーが揃っているので、デザインもチェックしてみてください。
催涙スプレー
相手の顔に向かって噴射することで、粘膜に刺激を与え、逃げる時間を確保できます。
相手に当てるにはある程度近づく必要があるため、危害を加えられそうになったときの最終手段として用意しておきましょう。
ストーカー被害に遭ったら警察に相談しよう

ストーカー被害に遭ったら、近くの警察署や警察相談専用電話「#9110」等に相談しましょう。
ストーカー被害の状況を確認し、警告や禁止命令の手続きを行ってくれます。
また、ストーカー被害の証拠がある場合は、警察署に相談に行くときに持っていくのがおすすめです。
LINEなどのやり取りや防犯カメラの映像など証拠になりそうなものは取ってきましょう。
まとめ
ここまでは、ストーカーはどこからなのか、覚えておきたい見分け方とストーカー対策をご紹介しました。ストーカー被害は見分けるのが難しいですが、規制対象になる行動を覚えて被害を最小に抑えることができます。またいつストーカー被害に遭うかわからないため、ストーカー対策グッズも準備しておくのがおすすめです。今回の記事を参考に、ストーカー対策グッズを準備しておきましょう。
「防犯グッズのボディーガード」では、防犯ブザーや催涙スプレー以外にもさまざまな商品を取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。