今年に入り岩手県・愛媛県・岡山県などで山火事が多発しており、心配している方も多いのではないでしょうか。日本だけでなく海外でも大規模な山火事があったことから、もしものときに備えた対策を行う必要があります。
そこで今回は、山火事が発生する原因ともしもの時に備えた防災対策について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
山火事が発生する原因とは
山火事が発生する原因は、自然発火と人為的要因による発火の2つがあります。
ここでは、自然発火と人為的要因による発火について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
自然発火による山火事の原因
自然発火による山火事の割合はとても少ないです。自然発火する原因は、落雷や高温・乾燥などの天候が関わってくるため割合が少なくなっています。
しかし近年、気候変動や地球温暖化など影響で高温になったり乾燥したりするため、大規模な山火事が起こりやすくなっているのです。
人為的要因による山火事の原因
山火事が発生するほとんどの原因は、人為的要因によるものです。特に春は行楽や山菜採りなどで山に入る人が増えたり、農作業での野焼きが増加したりするため人為的要因による山火事が発生しやすくなります。
小さな火でも気象条件が揃うと山火事の規模が大きくなる可能性もあるため、火を扱う際は注意するようにしましょう。
すぐに避難するためには防災バッグの準備が必須!
山火事は住宅火災よりも燃え広がるスピードが速いため、「まだ大丈夫」と思っていてもすぐに火の手が迫ってくる可能性があります。
そのため山火事発生時にすぐ逃げられる準備をしておくことが重要になります。
山火事の煙や炎が見えた場合は、公式の警報が出るまで待たずに、ただちに避難しましょう。
以下のアイテムは、準備しておきたい防災グッズの一例です。
- 保存可能な食料
- 水
- 携帯電話の充電器
- 防塵マスク
- 季節の衣類、丈夫な靴、非常用の毛布 など
ほかにも準備しておくと便利なアイテムは多くあります。1からすべて集めるのが面倒な方は、非常用持ち出し袋を購入するのもおすすめです。
「防犯グッズのボディーガード」では通常の非常用持ち出し袋のほか、女性用の非常用持ち出し袋も取り扱っています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
山火事が起きたらチェックすること
山火事が起きるとさまざまなことに影響がでたり、逃げる先を考えたりする必要があります。
ここでは、山火事が起き、消防への通報等を行った後にチェックすることを解説するので、ぜひ参考にしてください。
火災発生場所を確認する
山火事が発生した際には、まず火災の発生場所を正確に把握しましょう。
もし火事現場に近い場所にいる場合は、風下を避け、できるだけ早く安全な場所へ避難しましょう。
特に山道では「上り優先」のルールがあるため、車で避難する際は、消防車や救急車などの緊急車両の通行を妨げないよう、冷静に運転することを心掛けてください。
一方、自宅や勤務先など火事現場から距離がある場合でも安心はできません。テレビや自治体の公式サイト、防災無線などで最新情報に注意を払い、自治体から避難指示や避難勧告が出た場合は、指示に従い速やかに行動してください。
特に高齢者、子ども、基礎疾患のある方が身近にいる場合は、できるだけ早い段階で避難を開始することが大切です。
火災の状況は刻一刻と変わります。落ち着いて情報を集め、柔軟に行動できるよう備えましょう。
天気予報を確認する
山火事が起きたら天気予報をチェックしましょう。火の手は風向きによってどの方向に燃え広がるか変わります。
特に台風や低気圧、高気圧など強風が予想される場合は、必ず風向きを確認してください。逃げる際は風下に移動するようにしましょう。
また山火事鎮火後、燃えてしまった場所は山の保水力が低下するため、雨が降ると洪水や土砂崩れが起こる可能性が高まっています。自宅に戻る際は安全が確認できてからにしてください。
まとめ
ここまでは、山火事が発生する原因ともしもの時に備えた防災対策について解説しました。山火事はほとんどの場合が人為的要因によるものです。火事の要因にならないように、火の扱いに注意しましょう。また山火事発生時にすぐ逃げられるように、今回紹介した防災バッグも準備しておいてください。
「防犯グッズのボディーガード」では、非常持ち出し袋以外にもさまざまな商品を取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。