秋は台風が日本に上陸しやすい時期です。年によっては梅雨よりも降水量が多くなることもあります。しかしなぜ秋の台風は日本に上陸しやすいのでしょうか?
そこで今回は、秋の台風が日本に上陸しやすい理由やもしものときの避難準備について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
秋の台風が日本に上陸しやすい理由
秋は夏に日本に張り出している太平洋高気圧が南下するため、台風が日本に上陸しやすくなります。また日本周辺に秋雨前線が停滞し台風を流す偏西風が吹いているため、台風の速度が速くなり雨量が多くなりやすいのです。
秋台風で予想される災害
秋台風が日本に上陸することで、さまざまな災害が起きる可能性があります。秋台風で予想される災害は以下の通りです。
- 大雨による浸水
- 大雨による土砂崩れ
- 高潮による浸水
- 高波による水難事故
- 暴風による建物の損壊
- 農作物の被害
- 停電や通信障害
秋台風は大雨だけでなく、暴風による被害も考えられます。浸水や土砂崩れ、建物の損壊など以外に、秋に収穫できる農作物への被害もあります。
また海辺では高潮や高波による被害も考えられるので、台風が近づいているときは近づかないようにしてください。
秋台風の注意点
秋台風は異なるメカニズムの降雨帯が複数存在しているため、台風が上陸する前から集中豪雨が発生する場合があります。また台風本体の影響でも雨量が増加するので、気をつけなければなりません。
秋台風から身を守るためにはどうすべき?
秋台風から身を守るためには、早い段階から対策を行うことが大切です。もしものときの避難準備も重要ですが、避難場所やハザードマップの確認も必ず行ってください。
ハザードマップとは、自分の住んでいる地域のどこに災害のリスクがあるのか把握できるものです。浸水しやすい地域の記載もあるため、どの道を通れば安全に避難できるか家族と一緒に確認するようにしましょう。
台風上陸後は、最新の情報をチェックするようにしましょう。気象情報や避難情報を集め、「避難指示はでていないか」「どの程度警戒するべきか」情報を手に入れることが大切です。情報を逐一確認し、対応が遅れないようにしてください。
台風発生前に準備したい避難用品
秋の台風はスピードが速いため、事前に対策しておく必要があります。ここでは、台風発生前に準備したい避難用品をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
非常持ち出し袋
非常持ち出し袋とは、避難が必要となったときにすぐ家を出られるよう準備しておく袋のことです。中には軍手・絆創膏・簡易トイレ・ウェットティッシュ・レインコートなどさまざまなものを入れておきます。
非常持ち出し袋は自分で必要なものを集めて作れるだけでなく、完成したものを購入することもできます。仕事や家事で忙しく作れない方は、ぜひチェックしてみてください。
モバイルバッテリー
秋台風から身を守るためには、スマートフォンなどで情報を確認することが大切ですが、長時間使っていると充電がなくなってしまいます。そこで準備してほしいのが、モバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーはコンセントがない場所でも充電することができるため、災害時に活躍してくれます。中には2.3回充電できる大容量タイプもあるので、災害時用に購入する場合は大容量の商品を選んでください。
まとめ
ここまでは、秋の台風が日本に上陸しやすい理由やもしものときの避難準備について解説しました。秋台風はスピードが速いため、「まだ大丈夫」と思っている間にすぐそこまできてしまいます。台風が日本に到着してからではなく、到着する前から準備を進めるようにしましょう。
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