年末年始は、旅行や帰省などで家を空ける機会が多くなります。
一軒家など戸建て住宅はもともと空き巣に狙われやすく、マンションでも低層階や騒がしい位置にある物件は空き巣が入りやすい傾向にあります。
犯人が簡単に身を潜められるような隠れ場所の多い立地や、人通りの多い位置にあるマンションは、犯人が逃げやすい点からもより注意が必要です。
長期間留守にする時に気を付けるポイント
長期間、家を留守にする時には、施錠はもちろん、留守であることを周囲に悟られないようにする方法をいくつか取り入れましょう。
郵便物や宅配物の一時停止依頼をかけて、ポストに郵便物などが溜まらないようにしたり、留守電メッセージでは「留守」というワードを使わないようにして「手が離せないので、あらためて折り返します」などと設定するようにしましょう。
また、あらかじめ貴重品など金品を整理しておくのも良い方法です。
家にある現金は預金して、貴重品は一箇所に集めずに別々のわかりづらい場所に保管しておくとより安全です。
通帳と印鑑も別々に分けて仕舞っておくようにしましょう。
留守中のリスク
留守にする際のリスクは、大まかに防犯面と防災面の2つに分けられます。
防犯面で気を付けたいのは何よりもまず厳重な戸締りです。
その上で、留守でないかのように見せる対策も効果的です。
たとえば、電気を一箇所だけ点けっぱなしにする、テレビやラジオをつけたままにする、換気扇を回しておくなどの些細な対策でも、空き巣の侵入率を下げることができます。
一戸建ての場合、空き巣に狙われないようにするために、いくつかの植木鉢を残して他の物を屋内に取り込んでおくなど家周りを普段より整えすぎないことも有効です。
防災面では、ガス栓や水栓をしっかり締めて、火事や水漏れのリスクにも注意しましょう。
さらに衛生面も気になる場合は、換気扇を回して空気を循環させたり、クローゼットや押し入れを開放しておくと湿気がこもりづらく、カビやダニの発生を抑えることができます。
狙われるのは主に窓と玄関
空き巣に狙われる場所は、窓と玄関が上位を占めています。
窓については、面格子や雨戸を付けたり、ガラス破りに強い窓を採用して暗証番号付きの錠に変えるなどの対策が取れます。
また、留守中のカーテンについては、遮光カーテンをぴっちり閉めた状態だと留守ということが空き巣にバレやすくなることから、レースカーテンのみ閉めてテレビをつけておいたり、窓ガラスに目隠しシートを貼って家の中が見えないようにするなどの対策を取りましょう。
玄関は、外から見えるダミーの二重鍵を付けておいたり、防犯ステッカーの貼り付け、防犯ドアチェーンなどに加えて、人を感知して灯りがつくセンサーライトや、防犯カメラ・防犯ブザーの設置も有効です。
留守中に役立つおすすめの防犯グッズ
具体的な防犯グッズを取り入れて、留守中の防犯効果をさらに高めましょう。
後付けですぐに使えるものや、電池式で配線不要のものなど便利な防犯グッズを選べば、賃貸マンションでも簡単に取り付けが可能です。
侵入防止アラーム

侵入防止アラームは、手軽に取り付けができて、窓やドアからの侵入を検知してくれる便利な防犯グッズです。
ガラスに貼ることができる薄型のスリムタイプや、人の動きを検知する赤外線タイプなどさまざまな商品が展開されています。
人の動きや、窓やドアの開きを感知して、大きなアラーム音を鳴り響かせることで犯人を撃退してくれます。
防犯フィルム・防犯ステッカー

窓ガラスに貼るだけでガラス破りを防いでくれる「ガラス破り防止シート」など、防犯フィルムを賢く使うのも安心材料のひとつになります。
あわせて、防犯ステッカーを玄関や目立つところに貼っておくことで「この家は厳重に対策しているんだな…」と空き巣に思わせることができるので、ターゲットにされにくくなります。
防犯カメラ・ダミーカメラ

ただ置いておくだけで犯罪抑止効果のあるダミーカメラを設置しておくのも良いですね。
お値段もリーズナブルで、天井に取り付けるだけでOK。
電池式のLEDライト点滅タイプなら、本物のように見えて、配線の心配も不要なので手軽に使えます。
まとめ
今回は、旅行などで長期間、家を空ける時の注意点をご紹介しました。
留守にする時は空き巣に狙われづらいように工夫を凝らして、もし被害に遭ってしまった時でも最小の被害に食い止められるように対策を取っておきましょう。
「防犯グッズのボディーガード」では、ご自身を守るための適切な商品をたくさん用意しております。
マンションや戸建てなどお住まいに合わせた防犯グッズを生活に取り入れましょう。


