新学期が始まる4月は、子どもを狙った犯罪が増えやすい時期といわれています。
特に入学・進級のタイミングでは生活環境が変わり、登下校の時間帯や通学ルートも不安定になりがちです。
「まだ慣れていない」「1人で行動する時間が増える」こうした状況は、犯罪者にとって“狙いやすいタイミング”でもあります。
大切なのは子どもに「気をつけてね」と伝えるだけでなく、具体的な対策を知り、日常に落とし込むことです。
この記事では、新学期に増える犯罪の特徴と、登下校時にできる防犯対策を分かりやすく解説します。
新学期に子どもの被害が増える理由
環境の変化で警戒心が下がる
新学期はクラス替えや通学ルートの変化など、子どもにとって新しいことの連続です。
慣れない環境に意識が向き、防犯への注意が薄れやすくなります。
特に新1年生は「通学に慣れること」で精一杯になり、周囲への警戒が後回しになりがちです。
一人で行動する時間が増える
進級や成長に伴い、登下校を一人で行う機会が増えます。
集団登校から個別行動に変わるタイミングは、防犯面で注意が必要です。
犯罪者は「一人でいる子ども」を狙う傾向があるため、この変化は大きなリスクになります。
行動パターンが読まれやすい
登下校の時間やルートがある程度決まっていると、行動を把握されやすくなります。
特に毎日同じ時間・同じ道を通る場合、待ち伏せされるリスクも高まります。
登下校で気をつけたい防犯対策
「いかのおすし」を具体的に教える
子どもの防犯対策として基本になるのが「いかのおすし」です。
・知らない人について「いか」ない
・知らない人の車に「の」らない
・危険を感じたら「お」お声で叫ぶ
・すぐに「す」げる(逃げる)
・大人に「し」らせる
ただ覚えるだけでなく、「どんな場面で使うのか」を具体的に話すことが大切です。
通学ルートの安全確認を一緒に行う
実際に親子で通学路を歩きながら、安全な道を確認しましょう。
チェックポイントは以下の通りです。
・人通りがあるか
・見通しが良いか
・暗くなる場所はないか
・助けを求められる場所(コンビニ・交番など)があるか
子ども自身が「安全な場所」を理解していることが重要です。
「こども110番の家」を把握する
地域には、子どもが危険を感じたときに駆け込める「こども110番の家(こども連絡所)」があります。
あらかじめ場所を確認し、「困ったらここに行く」と具体的に伝えておきましょう。
いざという時の“逃げ場所”を知っているだけで安心感が変わります。
防犯ブザーを必ず携帯させる
防犯ブザーは持っているだけでなく、「すぐに使える状態」にしておくことが大切です。
・ランドセルの手の届く位置につける
・実際に鳴らす練習をする
いざという時に使えなければ意味がないため、日頃から確認しておきましょう。
登下校の時間をずらす・共有する
毎日同じ時間に登下校する場合、あえて少し時間を変えるのも有効です。
また、家族で「何時に家を出る」「何時に帰る予定」を共有しておくことで、異変にも気づきやすくなります。
親子で「声かけ」の練習をする
知らない人に声をかけられたとき、どう対応するかを事前に練習しておくことも重要です。
例えば、
・「知りません」とはっきり断る
・距離をとってすぐ離れる
実際に口に出して練習することで、いざという時の行動につながります。
保護者ができる見守り対策
登下校の見守りを習慣化する
可能であれば、通学路の一部で見守りを行うと安心です。
短時間でも「大人の目がある」と分かるだけで、犯罪抑止効果が期待できます。
GPSや見守りサービスの活用
最近では、子どもの位置情報を確認できるGPS端末も普及しています。
常に監視するのではなく、「何かあったときに確認できる安心材料」として活用するのがおすすめです。
日常会話で違和感を拾う
「今日はどうだった?」といった日常の会話の中で、子どもの変化に気づくことも大切です。
・知らない人に声をかけられた
・怖い思いをした
こうした小さな違和感を見逃さないことが、防犯につながります。
まとめ
新学期は子どもにとって成長の大切な時期ですが、その一方で犯罪リスクも高まるタイミングです。
特に注意したいのは、「一人で行動する時間が増える」「通学に慣れていない」「行動パターンが読まれやすい」といった状況です。
防犯対策は「特別なこと」ではなく、ルールを具体的に教えるや通学路を一緒に確認するなどの日常の積み重ねが重要です。
子どもが安心して登下校できる環境を整えるために、今できることから少しずつ取り入れていきましょう。
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