お世話になっています。吉野です!
以前から、アーチェリーやクロスボウで使うターゲットを置く台を作ってみようと考えていました。
どのようなものがいいか分からず、漠然としたイメージしかありません。
とにかくアーチェリー用のものを1つ作ってみようという事で、日曜日の早朝、家にあった古い木を使って作ってみました。
試しでの作成という事もあって、作成中の写真などは用意していません。
※この記事を書く半年ほど前(2015年3月~4月頃)に作ったものです
完成後、強度や運び心地などをみるため、実際に射撃する場所の1つに運んで…
さらに…
コンパウンドクロスボウ(MK-300)のドットサイト(ダットサイト)の調整もするつもりでいました。
●ManKung社製 175ポンドコンパウンド ブラック(ADFS)
サイトの調整は重要で、威力のあるクロスボウ(ボウガン)はある程度調節できるまでは慎重に行ってください。
数発で調節できるようなものではなく、多くは何十発も撃つ必要がでてきます。
「サイトの調整をお願いします」という方もいらっしゃいますが、
弊社で調節したとしても輸送中にずれるので意味がありません。
輸送中のずれを考えないとしても、調節には時間もかかりますのでお受けできません (>_<)
周りに十分注意をして、楽しみながら調節ができるといいですね。
我が家関係の土地である程度の広さがあり、住宅もなく、通行人もまったくいない場所です。
このような簡単なスタンドです。
単純に作っているだけでは強度が足りなくなる可能性があります。
強度はターゲットのスタンドとして耐えられるかどうかという事もあります。
しかしそれよりも、持ち運びの段階で壊れないかどうかの方が重要かもしれません (ーー;)
古くて軽い布団を奥側に設置できるようにしています。まだまだ改良が必要です。
距離にもよりますが、フルサイズクロスボウの威力があると矢がターゲットを突き抜けてしまいます。
この土地はある程度の広さがあり、住宅もなく、通行人もまったくいませんのでコンパウンドクロスボウで撃ったらどのくらいになるかテストしてみました。
あまり遠くない距離(20メートルほど)です。
この写真の位置よりもさらに5メートルほど後ろから撃ちました。
結果は…
予想通り、ベインまで突き抜けてしまいました。
このくらい強いものです。
それぞれの安全な射撃環境で、ターゲットも考えながら楽しんでください。
安全はもちろんの事、「ベイン」も悪くなってしまいますので注意してください (・_・;)
このくらい刺さっています。
元々使用する予定だった、アーチェリーCB010(コンパウンドボウ 25ポンド ブラック)を使用した場合は問題ありませんでした。
その場合でも、ある程度上達していないと、ターゲットをはずしてしまう可能性があります。
ターゲットの後ろ側に畳など大きい物を置くと安全度が上がり、また矢の回収も楽になります。
今回写真で紹介したクロスボウ「MK-300 ManKung社製 175ポンドコンパウンド ブラック(ADFS)」。
これには「ADFS」という「空撃ち防止スイッチ」がついています。(アンチドライファイヤスイッチ)。
アーチェリーもクロスボウも空撃ちは故障の原因となります。
ピストルクロスボウでも空撃ちをすると、一発で弦が切れたりしますので注意が必要です。
矢を装着せずに発射行為を行うのを防止するために、MK-300などにはADFSがついています。
このような装置があってもなくても、空撃ちや、事実上の空撃ち状態を避けるようにお願いします。
※事実上の空撃ち状態とは、矢の装着はしているが、装着位置が前すぎる場合
たとえば冷蔵庫を買ってコンセントを入れれば、あとは勝手に冷やしてくれる…
というような商品ではありません。
安全に十分に注意をして、自身で工夫をしながら楽しんでいただけましたらと思います。
(2022年3月追記)
※銃刀法改正法の施行後(2022年3月15日以降)、クロスボウの購入や所持にはクロスボウの所持許可証が必要になりました。
※クロスボウの所持許可証については、住所地を管轄する都道府県公安委員会にてお手続きが必要となりますので、詳しくは住所地を管轄する警察署へ御相談ください。
※所持許可証を取得するにあたっての流れや必要な書類などは都道府県や警察署ごとに異なる場合があります
この記事に関係ある商品ページへのリンクを以下にまとめました。
●ManKung社製 175ポンドコンパウンド ブラック(ADFS)
●ManKung社製 175ポンドコンパウンド カモ(ADFS)