掲載更新日:2018/6/21
世界初の自動消火!置くだけで消火が可能な消火ボール
皆さんは、エライドファイヤーボールという消火ボールをご存知でしょうか。微笑みの国タイ王国で作られた消火ボールです。非常に優秀で一部の国では正式消火器として認可されているところもあります。
世界40か国以上販売されている理由の一つが、世界初の自動消火です。
自動消火と聞くとスプリンクラーのような大掛かりな装置を想像される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、エライドファイヤーボールは設置する際に大掛かりな工事は不要です。
設置は付属のブラケットを固定したいところにビスで固定するだけで簡単に完了します。
あらかじめ火災の発生する恐れのある場所に置いておけば炎に反応し自動的に消火剤が散布される優れもの。しかも、消火剤による消火なので水に弱い機器を破損させる心配もありません。
自動消火の仕組み
消火剤を飛散させるために、必要最低限の火薬を使用しており280℃以上にならないと破裂しません。 外装には、ポリスチレン(発泡スチロール)とフィルムのみの使用なので、もし破裂したとしても安全です。
特徴
・炎に触れると約3秒~10秒後に自動消火
・普通火災(A火災)・油火災(B火災)・電気火災(C火災)に対応
・「投げ入れ」や「転がす」といった方法でも消火可能
・土に戻せば肥料になったりする無害の消火剤
・破裂しても発泡スチロール素材が飛散するだけなので安全
・作動時には120dB~140dBの音が発生し、離れている人に火災を知らせてくれる
消火器との比較
消火器の重さは約10kgで、噴射時間が約10秒と短めなので、的確に炎を消火するためには、操作手順や約10kgの重さをカバーできる筋力などが必要になってくるので、力の弱い女性や力のない方では消火するには難しいことが現状です。
それに比べて、エライドファイヤーボールは、直径約15cmで重さが約1.5kgと小さくて軽いものなので、炎の中に投げ入れたり転がしたりするだけ消火が可能になります。
最も大きな違いとしては、予め火元の近くに設置することで、自動的に消火が行えることです。
※この「ELIDE FIRE BALL」は性能が高い商品ですが現在は法律で建物によって消火器の設置が義務付けられているため、消火器の代わりとしてではなく消火器の補助器具としてお使いください。
自動消火ができるのはエライドファイヤーボールだけ
他社で販売されている消火ボールとエライドファイヤーボールは何が違うのか。それは、他の消火ボールでは自動消火ができないということです。他社の消火ボールは投げることでしか消化ができません。けれども、実際には自動消火が必要な場面も多くあります。
例えば、家や施設に不在の時です。人がいない時に火事になってしまったら、いくらコンパクトで持ち運びに優れた消火ボールであっても活躍できません。また、震災などによる二次災害での火災にも活躍が見込めます。 そして、簡単に破裂はしないことです。他社で販売されている消火ボールは落下時にすぐに破裂するよう設計されているため、パニックになって落とした場合や、誤って落とした時に割れてしまい使用することができません。エライドファイヤーボールは約2.5mの高さから落としても破裂しません。万が一誤って落とした際も安心です。
なぜ必要か
先程火災の被害を最小限に抑えるためには初期消火が大切といいましたが、
具体的にどれくらいの時間で消火をすれば良いのかといいますとなんと「2分間」!
そのわずかな時間で、消火をするのか、その場から逃げるのかを判断します。
消火をするのであれば、消火器を持ち的確な手順で炎を消火しなければなりません。
わずか2分という状況でこれだけのことをしなければいけないのです。
消火ボールならそのような場面でも活躍してくれること間違いなし!
危険と思われる個所に設置しておけば、24時間いつでもその場所を火災から守ってくれます。本体もわずか1.5kgと軽いので、投げたり転がしたりして使用でき簡単です。思わぬ場所から出火した際も消火器と比べ持ち運びやすく素早い初期消火が行えるのも魅力的です。また、火災の種類によっても使える消火器が異なる場合があります。火器と火災の種類によっては効果がないことがあるどころか、返って火の周りを速めてしまうこともあります。
例えば、油火災では、水消火器が使えません。理由として、燃えた油が水面に浮き火災を拡散させてしまうためです。このように、知らずに使用してしまうと消火どころか火災による被害を大きくしてしまう可能性があります。
しかし、この自動消火ボールならなんとA火災(紙など普通の可燃物が原因の火災)、B火災(油が原因の火災)、そしてC火災(電気設備が原因の火災)と幅広く利用可能。対象の火災なら悩まず使うことができます。
消火ボールは初期消火に有効で幅広い火災の種類に対応可能なのです。
こんな場所・人におすすめ
工場・倉庫などに
電気火災も対応しており配電盤などの近くに設置することで火災を初期の段階で消火することができます。日頃人の出入りがないようなところでも安心です。
ご家庭に
消火器は約10㎏の重さがあり、咄嗟に女性や力のない方が扱うには難しい面があります。しかし、消火ボールなら約1.5㎏の重さで投げたり転げるだけで簡単に扱えるのでご家庭にお一つ置いておくと安心です。
飲食店やコンビニなどに
飲食店の火災などの出火原因として一番多いのは「放置する」「忘れる」というものです。設置しておけば自動消火ができるので万が一の際も心強く安心。
船舶の火災に
手軽に初期消火ができ危険な箇所に設置しておけば、自動的に消火可能なので作業中や漁をしているときなどに船内で火災が起こったとしても大変心強いです。