こんにちは。OKUMOTOです^^
今回はテンポイントのコッキング装置のバネが破損したものを修理した際の風景をご紹介いたします。
はじめに
テンポイントクロスボウはドローウェイトが強く通常はそのままでは引けないものが一般的です。
したがってコッキングはコッキング装置を用いて行います。
ちなみに当店で販売しているテンポイントクロスボウのほとんどのものはコッキング装置がはじめから付いているモデルを販売しています。
他店で安いからと本体を購入したはいいが、このコッキング装置がついておらず後で注文したという話はよく聞きます。
コッキング装置のメンテナンスは当店の他のブログでも紹介していますので分解部分は省きます^^
今回は自分で分解して修理しようとしたけどもっと悪化してしまいどうしようも無くなった状態からの修理でした^^;板バネが全部既に外れています。
取り付け部分の溶接も取れてしまっています。簡単な修理を施して組み込んでいきます。
この板バネは本来このリールの間に収まっているものです。分解してここに戻します。
リールを分解して板バネを戻していきます。
すべて巻き付けるのは難しいのですが、ある程度はこのように手で巻きつけて戻していきます。
写真がありませんがバネの取付はボルトで止めます。上記のバネの端についている小さなボルトがそうです。
ある程度入ったらリールを取り付けて巻いていきます。リールを手でくるくる回すと巻きつけることが出来ます。
板バネを巻き付けるのが完了したら端を写真の部分に止めてバネの取り付けは完了です。
バネは外れると取り付けに苦労します。この部分は余程のことが無い限りあまり触らないほうが良いかもしれません。
ここから実際にはコッキングのための紐を取り付けてバネの硬さを調整します。バネを固くし過ぎると破損の原因になります。緩いとコッキングクローが戻ってきませんので実際に出し入れして調整する必要があります。
今回はバネの取り付け部分だけの紹介ですのでこの部分は写真を撮っていませんでした^^;