こんにちは、OKUMOTOです。^^
今回は、少々マニアックですがテンポイントクロスボウのコッキングクローの交換風景を撮影しましたのでご紹介いたします。
まずコッキングクローですが、ドローウェイトの高い機種になると手では弦は引けません・・・。弦をコッキングする際にACUドローコッキング装置を使用して引くようになるのですが、その際に弦にかける部品がコッキングクローです。
コッキングクローはこちらで販売しています。
紐で引っ張るような構造になっているので紐とセットで販売しています。
これがその部品です。
本体側のコッキング装置をネジを取り開くとこのようになっています。
既に紐がとれてしまっている場合はしょうがないですが、紐が残っている場合は取らずにしておきましょう。
紐が残っている場合はそのまま紐を取るのではなくまっすぐ前方より引っ張り、リールを回して(ゼンマイを回して)紐を出し切ります。
ロックを外すと一気に戻ってしまいますのでロックを掛けてゼンマイが戻らないように固定しましょう。
紐はこのネジで止まっています。六角レンチで外します。
ちなみに六角レンチは日本で多く出回っているミリサイズではなくインチサイズのものとなります。持ってない場合はアマゾン等で販売していますのでお一つ揃えても良いかもしれません。反対側も同様に作業します。
紐を取ると紐の先端は結んであります。
これは固定した紐が簡単に取れてしまわないようにすべり止めとして結び目をつけています。
ということは当然今からつける新品のコッキングクローの紐にも結び目を作ります。これは必ず行っておきましょう。
新品のコッキング紐をリールに取り付けます。
しっかり紐を固定できるように取り付けます。万が一誤発射した場合弦やケーブルはもちろんリムも損傷する可能性があります。
また怪我の原因にもなりますので慎重に丁寧に行ってください。
反対側も同じです。ここはしっかり慎重に行ってください。
固定が終わったらロックを解除して紐をリールに巻いていきます。
もともと紐が取れていた人は両方のリールに均一に手で巻いていきましょう。
手で巻いた人は巻き終わったら紐を少しだけ引いてロックし更に引いた分の紐をリールに巻きます。これをしないと紐が最後まで自動で戻らなくなります・・・
両方均一に巻けたら完成です。ガイド等をゆるめていじった場合はケースをする前に元に戻しましょう。
ケースを元に戻します。戻す前に動作の確認は行っておきましょう!
戻した後に発覚すると面倒です・・・。
完成です!!
今回はコッキングクローの交換風景をご紹介いたしましたがあくまでも自己責任で作業されてください。
この作業に関するクレーム等は受け付けておりませんのでご了承ください^^