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護身用ボールペン「タクティカルペン」とは

 昨今の世の中は何かと物騒な事件が多く、テレビやインターネットニュースを見ていても、毎日何かしらの事件が発生しています。
 例えば、仕事帰り等で夜道や人通りの少ない道を通る時、慣れている道でも怖いと感じる人は多いと思います。
 そんな時に護身用品を持っていたら「何かあっても対処できるかも」という精神的なお守りになりますし、実際に危険な目に遭ってしまっても、相手から逃げるための隙を作り逃げ出せる可能性はとても高くなります。
 
 こういった事件はいつどこで自分が巻き込まれてしまうか、被害者となってしまうかわかりません。そのため、護身用品を持っておくというのは大変有効です。
 しかし、いざ護身用品を持ってみようと考えても、
「スタンガンや警棒は見た目が怖いので持つことに抵抗がある」
 と感じたことはありませんか?
 
 そこで、一般的な護身用品より所持しやすい見た目の「タクティカルペン」について紹介します。

抵抗なく持ちやすいペン型の護身用品

 「タクティカルペン」は、見た目がボールペンで実際に筆記用具としても使用できるので、スタンガンや警棒などを持つことに抵抗を感じる人でも所持しやすい護身用品です。
 また服やバッグのポケット等、いざという時すぐに取り出しやすい場所に挿すことができ、携帯性にも非常に優れています。
 

 
 それなら普通のボールペンでもいいじゃないか、と思うかもしれませんが、普通のボールペンでは護身としての使用に耐えられる強度は持ちあわせていません。
 しかしタクティカルペンは護身用としてだけでなく、災害等で建物や車に閉じ込められた際にガラスを破る脱出用ツールとしても使用できる程の強度があるので、力に自信のない人が軽く突くだけでもある程度の威力が出せます。

タクティカルペンはどのように使うの?

 タクティカルペンは痴漢や暴漢などに襲われた際に、一撃を与えて逃げる隙を作るための物ですが、いざという時がむしゃらに振り回すだけでは意味がありません。
 短い棒を使用する護身術や武道を習得している場合は、相手の関節を押さえるために使用できる人もいますが、形状や大きさはボールペンです。
 
 人通りが少なかったり、不審者の目撃情報があった場所等を通る際は手に握る、もしくは何かあってもすぐに取り出せるようにしておき、もしも逃げきれず襲われた際は相手を突くように使用して隙を作り、安全な場所へ逃げる事に専念しましょう。

タクティカルペンの効果的な使い方は?

 では、もしも不審者等に襲われた時、タクティカルペンでどの部分を狙えばよいでしょうか。

タクティカルペンで狙うと効果的な場所その1

 タクティカルペンで狙うと効果的な場所の1カ所目は腕です。
 例えば女性が夜道等で男性に襲われた場合、その時はなるべく腕や肘の内側を狙うようにしましょう。
 また痴漢等の場合、後ろから抱きついてくることも考えられます。そんなときは腕だけでなく、手の甲を狙うのも効果的です。成人男性でも手の甲は強打すると悶絶してしまう場所に当たるので、力に自信のない女性でも、タクティカルペンで一撃与える時にかなり有効な部分になります。

タクティカルペンで狙うと効果的な場所その2

 タクティカルペンで狙うと効果的な場所の2カ所目は足、特に相手との身長差があっても狙いやすい太もも付近です。
 いくら鍛えている成人男性でも、太ももに強烈な一撃を加えられるとダメージが大きく、逃げる隙ができます。また足にダメージを与えることで相手が追いかけてくる事も難しくなります。

タクティカルペンで狙うと効果的な場所その3

 タクティカルペンで狙うと効果的な場所の3カ所目は肩口(肩の腕の付け根に近い部分)です。
 肩口は正面から襲われた場合に一番狙いやすく、また強打されるとしばらく腕を動かせなくなります。しかし、身長差がありすぎると狙うことは難しいので、その場合は脇の下や脇腹を狙ってみるのも良いでしょう。
 

タクティカルペンの一覧はこちら

気をつけること

※タクティカルペンはとても強度があるため、間違って急所を突いてしまうと危険です。使用する際は眼球を含む顔面や、心臓などの危険部位は避けるようにしてください。
※タクティカルペンを含む護身用品は、一時的に相手を怯ませて逃げるための隙を作ることが目的です。相手を攻撃するために使用してはいけません。過度な反撃は過剰防衛になる場合もあるので、相手が怯んだら即座に逃げて助けを呼びましょう。
※正当な理由のない状態での携帯(持ち歩き)は「軽犯罪法」に触れる可能性があるので注意しましょう。

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