今回画像で使用しているものが、
「ホワイトウルフ スチール警棒 21ラバー (ブラック)」です。
※
ストラップ付グリップエンド 装着済
指で示している部分を回して、グリップエンドをはずします。
※はずせないタイプもありますのでご確認ください
このようにはずれます。
ASPのフリクションロックでも、グリップエンドなどの構造は違いますが基本的に同じような作業になります。
※オートロック製品などはこのようになりませんのでご注意ください(グリップエンドをはずしてはいけません)
完全に取り外す前に、必ず「警棒の向き」をよく確認してください。
警棒を戻す際に逆に入れてしまうと、後でややこしい事になってしまいます。
きちんと警棒の向きを覚えておきましょう。(構造を見れば通常は分かるはずです)
シャフト内の表面錆びを落としますので、
用意しておいた拭き取り用の棒に、オイルスプレーを吹きかけます。
※シリコンスプレーを使用される方もいらっしゃいます
元々、オイルスプレー(浸透防錆潤滑スプレー)は、
錆び付いたネジやボルトを緩めやすくするもので、錆びを完全に取り除くものではありません。
※錆びを本気で取り除くには、削るなどする必要がありますのでご案内できません
しかし、オイルスプレーでも錆びがとれやすくなり、防錆(ぼうせい)の効果も期待できます。
よく拭き取ります。
警棒のグリップ部分、
ストラップがある場合にはストラップにもオイルがつかないようにしてください。
グリップなど劣化の原因になる可能性があります。
グリップエンド(キャップ)の部分に錆びがある場合も、同じように拭き取ります。
外側もこのようにする事で、錆びがない場合でも防錆の効果を持たせます。
強く拭くと、警棒によっては色がとれてくる場合もあるので様子を見ながらやってください。
少し多目に塗ってもいいですが、多すぎるとオイルが垂れ、グリップなどにオイルがついてしまいます。
場合によってはフリクションロックのロック力が弱るかもしれませんので、多すぎるオイルを拭き取ってください。
警棒の向きをよく確認してから元に戻します。
グリップエンドを取り付けて終わりです。
錆びを完全に取り除いたり、錆びが出ないようにする事はできませんが、
このようにする事で、なるべくいい状態に保つ事ができます。
振り出す際はオイルが手やグリップについていない事を確認して、
すっぽ抜けに注意しながら行ってください。
目立つ錆びが気になる場合には、
アルミ合金警棒にするのも1つの手ではありますが
アルミでも錆びないという訳ではありません。
湿気や塩分が多いと錆びやすくなります。
金属を触るだけでも(汗などにより)錆びやすくなります。
必要以上に神経質になる必要はありませんが、
「そういうものだ」という事を頭に入れておくといいかもしれません。