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護身用具として使えるマイオトロンとはどんなもの?代用品も紹介

窓に映る人物のシルエット

マイオトロンとは、防犯・護身用具として使用されていたアイテムです。しかしどんなときに使うのか、使うとどうなるのか知らない方は多いのではないでしょうか。
ここではマイオトロンとはどんなものなのかや生産終了になった理由、マイオトロンの代わりになるアイテムについて解説します。防犯・護身用具として興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

マイオトロンとはどんなもの?

黒と白のテキスタイルに黒とグレーのカメラ

マイオトロンとはさまざまな危険なミッションに取り組む、アメリカのFBIに依頼を受け作られたセルフディオンス・ウエポンです。マイオトロンの特徴は、高電圧で相手を動けない状態にするスタンガンとは違い、脳波をインターセプトし一時的に動けない状態にする点です。刺激を受けた人は体のコントロールが効かないため、その場に倒れこみ、約15分は身動きが取れません。
マイオトロンは相手を戦闘不能にする強力なアイテムですが、使用方法は簡単です。安全カバーをスライドで解除し、内部のボタンを押すだけで使用できます。服の上からでも当たるので、さまざまな場面で自分の身を守れます。

マイオトロンの生産中止はなぜ?

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マイオトロンは2010年頃から生産量が少なくなり、現在は完全に生産終了となっています。一時はオークションサイトや中古サイトで売られていましたが、専用のリチウム電池が必要なため使用が困難になりました。マイオトロンの専用電池は約10年間使用できます。そのため電池の持つ期間は使用できますが、電池が切れてからは使用できません。
生産終了になってからも人気のあるマイオトロンが、なぜ生産終了になってしまったのか、気になる方も多くいらっしゃると思います。「効果がなかったから」「法的にギリギリの商品だったから」などといわれていますが、実はなぜマイオトロンが生産終了になったのか、詳細は発表されていません。公式ホームページも存在しないため、マイオトロンが生産終了になった理由はわかないままです。

マイオトロン以外の防犯・護身用具を紹介

マイオトロンは生産終了のため、代わりになるものを選ぶ必要があります。ここではマイオトロンの代わりになる、防犯・護身用具を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 マイオトロンと似た使用方法ならスタンガン

UZI LEDライト搭載スタンガン スティンガー

スタンガンは少し離れた場所から放電時の光と音を相手に見せて牽制するアイテムです。相手の体に放電を直接当てて痛みで怯ませることもできますが、相手に近づかなくてはならないため、最後の手段として残しておいてください。
商品によって光や音の威力やサイズが異なるので、使用用途にあったものを選んでください。
●関連記事:スタンガンとは

女性でも使いやすい催涙スプレー

催涙スプレー ホワイトウルフ ツイスター20

催涙スプレーとは暴漢などに襲われたときに、相手の顔に向けて吹きかけることで、目や鼻などの粘膜に刺激をあたえ、身動きを取れないようにするアイテムです。催涙スプレーによって相手が動けない状態になったところで、すぐに逃げることができます。
催涙スプレーの成分は商品によって異なりますが、日本国内で主流となっている催涙スプレーは人に害のないもので作られているので安心して使用できます。

日常でも使用できる機能が欲しい方はタクティカルペン

マルチツール タクティカルペン ZSB-06

タクティカルペンとは、その名の通りペンの形をしている護身用品です。普段はボールペンとして使用し、誰かに襲われたときには護身用具として使用できます。またLEDライトが付いている商品もあるため、防犯・護身用具としてだけでなく、災害時にも役に立ちます。
通常のボールペンには無い「ガラス割り」機能が搭載されている商品もあるので、レスキューツールとしても活躍します。普段から持ち歩くのはもちろん、ボールペンとしても使用できるので、自宅に1本置いておくのもおすすめです。

見た目もオシャレなものならクボタン

スタンダード クボタン【ゆうパケット対応】

クボタンは身近にあるモノで、護身用としても使えるように作られたアイテムですが、クボタン自体が武器であるわけではありません。
もともとはボールペンを使って身を守る護身術でペンの代わりに活用するために作られました。クボタンはキーホルダーのような形状をしており、また普通のボールペンやサインペンよりも耐久性が高いので、いざという時に護身術で使用できる強度があります。
またクボタンはファッション性にも優れているので、好みのデザイン・カラーのものを探してみてください。

まとめ

ここまでは、マイオトロンとはどんなものなのかやなぜ生産終了になったのか、マイオトロンの代用品について解説してきました。マイオトロンは最強の護身具ですが、現在は手に入れることができません。マイオトロンのような防犯・護身用具が欲しい方は、スタンガンや催眠スプレー、タクティカルペンなどで代用するのがおすすめです。
「防犯グッズのボディーガード」では、マイオトロンの代わりに使用できる防災・護身用具を多く取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

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いざという時の護身用キーホルダー|クボタンおすすめ3選

一見ただのキーホルダーのようにみえる、「護身用のキーホルダー」があることをご存じでしょうか?
これを「クボタン」と呼び、自宅や車の鍵などと一緒に身に着けられる護身用キーホルダーです。
こちらでは、クボタンについての基礎知識や、使い方や種類、おすすめのクボタンをご紹介致します。
ぜひ、参考にしてみてください。

クボタンとは

クボタンとは、在米日本人で空手家の窪田孝行が考案した護身用具。また、クボタンを使う護身術の術技体系のことクボタン護身術と呼ぶ。
キーリングが付いていてキーホルダーとして使え、鍵束の携行用具を装ってクボタン本体を腰のベルトに脇差しのように手挟んで携帯する。表面には鍵の束しか出ないので周囲に気づかれずに持ち運べ、軽くて短い棒状のため、不意に暴漢等に襲われた際にも迅速かつ円滑に脇から取り出して反撃できる。鍵の部分で相手に加えた打撃の威力が倍加する事に着目して考案、開発された極めて簡素で合理的な護身用具である。
元々は琉球空手で使われた「ヤワラ」という隠し武器に由来する。開発当初はペンテクニックと呼ばれていたが、後に考案者の名前の「クボタ」と「バトン(警棒)」を組み合わせて「クボタン」と呼ばれるようになった。
クボタンという少し変わった名称は、考案者「窪田孝行」さんの名前からとったことが由来です。
クボタンの素材は、樹脂やアルミ製のスティック状になっています。また、キーリングがついているため、誰でも携帯しやすい護身用具です。

クボタンの使い方

クボタンの使い方は、突く、払う、受けるなどの基本的な空手の技や、クボタンを使って締める、極める動きがあります。また、相手の筋肉の少ない部分や、関節の周辺を突いたり、握りしめることでパンチの威力を増幅できます。
クボタンは、他の護身用具に比べると、デザインもシンプルで非常に小型です。しかし、使い方次第で、圧倒的な体格差を埋めるほどの効果を持つ護身用具です。

初心者には扱いが難しい場合も

クボタンを考案したのは、空手家の方です。空手や護身術を習ったことが無い方が、いきなりクボタンを使いこなすことは恐らく難しいでしょう。
クボタン護身術は、YouTubeでも配信されています。イメージを掴んでおき、クボタンはお守り替わりに身に着けておきましょう。

クボタンの種類

クボタンには様々な種類が販売されています。
ここでは基本的なクボタンのタイプをご紹介致します。

スタンダードタイプ

円筒形の棒の形状をしたクボタンの原型ともいえる、シンプルなデザインです。

テーパードタイプ

円錐状に先を細くし、一点に集中する圧力を向上させたクボタンです。

フィンガータイプ

握りやすいように、溝やくぼみなど段差形状でグリップ力を高めたクボタンです。

バンブータイプ

バンブー(竹)をモチーフにしたデザイン性のあるクボタンです。
先端部が斜め向きにカットされたような形状になっており、デザインだけでなく、ダメージ性もあります。

モナドノック(スリム)タイプ

円筒形のスタンダードタイプの直径を小さく細くした形状のクボタンです。
細身で軽量化されています。少しでも軽いものが欲しいという方におすすめです。

忍者タイプ

指を入れる穴が付いた寸鉄や、スティック型の護身具を改良し、横に突起を付けたクボタンです。
突起の部分は取り外しが可能になっている商品もあります。

クボタン|おすすめ3選

クボタンには様々な種類が販売されています。その中でもおすすめのクボタンを3つご紹介致します。

クボタン スタンダード

長さ:約13.9cm
直径:約1.6cm
重量:約68g
素材:アルミ合金
カラー展開:シルバー・レッド・ゴールド・ブラック・ブルー
キーリング付きです。キーリングは取り外しが可能です。
先端が丸くない、スタンダードタイプです。

クボタン 忍者

長さ:約13.9cm
直径:約1.5cm
重量:約59g
素材:アルミ合金
カラー展開:ブルー・ブラック・シルバー・ゴールド・レッド
キーリング付きです。キーリングは取り外しが可能です。
先端が少し細くなったタイプのクボタンです。力が一点に集中しやすくなります。

スタイルクボタン ガラス割付き

長さ:約15cm
重量:約59g
素材:アルミ合金
カラー展開:ブラック
キーリング付きです。キーリングは取り外しが可能です。
握りやすい形状で、先端にガラス割りが付いているタイプの1本で2役のクボタンです。

まとめ

以上、クボタンについての基礎知識、使い方や種類、おすすめのクボタンをご紹介致しました。
様々な形状のクボタンが販売されているので、お気に入りのクボタンを見つけてみてください。

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護身用品を持って飛行機に乗れるの?

旅行や出張等で飛行機を利用する際に、護身用品を持って飛行機に乗ることが出来るのか、気になる人は多いと思います。
 
飛行機に乗る際の荷物は、大まかに「手荷物(飛行機に搭乗する際に機内へ持ち込む荷物)」と「預け荷物(搭乗前に航空会社のチェックインカウンターで預ける荷物)」の2種類に分けられます。
 
また航空機の安全運航を確保するための航空法で「爆発の恐れがある物」「燃えやすい物」「人に危害を与えたり、他の物件を損傷するおそれがある物」等、「危険物」として航空機内への持ち込みや預かりが禁止されているものがあります。
 

 
そこで今回、護身用品の分類別に、航空機を利用する際に持ち込むことが出来るのかまとめてみました。

護身用品の持ち込み可否

スタンガン

スタンガンは「凶器(その他)」に分類されるため、手荷物での機内持ち込みは出来ません。航空機を利用する際は事前に預け荷物に入れるようにしましょう。

催涙スプレー

催涙スプレーは高圧ガスの関係や「液体物規制対象」にて航空輸送禁止になっているため、手荷物での機内持ち込みはもちろん、預け荷物としても利用できません。

特殊警棒

特殊警棒は「凶器(武具・護身用具等)」に分類されるので、手荷物での機内持ち込みはできません。航空機を利用する際は預け荷物に入れるようにしましょう。

クボタン・タクティカルペン

クボタンやタクティカルペンは護身用として使用できる程の強度があるため、保安検査場の係員の判断によっては「凶器(武具・護身用具等)」や「凶器(先端が著しく尖っている物)」に分類される可能性が高いです。航空機を利用する際は事前に預け荷物に入れるようにしましょう。

まとめ


※手荷物や預け荷物につきましては、航空会社ごとに対応が異なる場合もあります。航空機への持ち込み等について、詳しくはご利用予定の航空会社にご確認ください。

(参考資料)

・国土交通省「機内持込・お預け手荷物における危険物について」※令和元年9月更新
・国土交通省「量的制限の対象となる液体物のリスト」

海外旅行ではさらに注意が必要

治安が良いかわからず、護身用品を必要としそうな場所といえば、海外が思い浮かぶ方も多いと思います。
しかし、航空機を利用する際に預け荷物として護身用品を持っていくことが出来たとしても、入国の申請で時間がかかったり、渡航先の法律で護身用品の携帯・所持が認められていない場合もあります。

事前に行き先の法律を確認しよう

渡航先の法律を確認しようとネットで検索しても、なかなか見つけることが出来ませんし、もし海外の法律が掲載されているサイトを見つけられたとしても最新の情報ではない可能性があります。
そのため、海外の法律を調べる時は、該当国の大使館・領事館に問い合わせて確認することをお勧めします。
またアメリカ等、州ごとに法律が異なる国もあるので、複数の州を移動したりする場合は、州ごとの法律も事前に確認するようにしましょう。

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護身用ボールペン「タクティカルペン」とは

 昨今の世の中は何かと物騒な事件が多く、テレビやインターネットニュースを見ていても、毎日何かしらの事件が発生しています。
 例えば、仕事帰り等で夜道や人通りの少ない道を通る時、慣れている道でも怖いと感じる人は多いと思います。
 そんな時に護身用品を持っていたら「何かあっても対処できるかも」という精神的なお守りになりますし、実際に危険な目に遭ってしまっても、相手から逃げるための隙を作り逃げ出せる可能性はとても高くなります。
 
 こういった事件はいつどこで自分が巻き込まれてしまうか、被害者となってしまうかわかりません。そのため、護身用品を持っておくというのは大変有効です。
 しかし、いざ護身用品を持ってみようと考えても、
「スタンガンや警棒は見た目が怖いので持つことに抵抗がある」
 と感じたことはありませんか?
 
 そこで、一般的な護身用品より所持しやすい見た目の「タクティカルペン」について紹介します。

抵抗なく持ちやすいペン型の護身用品

 「タクティカルペン」は、見た目がボールペンで実際に筆記用具としても使用できるので、スタンガンや警棒などを持つことに抵抗を感じる人でも所持しやすい護身用品です。
 また服やバッグのポケット等、いざという時すぐに取り出しやすい場所に挿すことができ、携帯性にも非常に優れています。
 

 
 それなら普通のボールペンでもいいじゃないか、と思うかもしれませんが、普通のボールペンでは護身としての使用に耐えられる強度は持ちあわせていません。
 しかしタクティカルペンは護身用としてだけでなく、災害等で建物や車に閉じ込められた際にガラスを破る脱出用ツールとしても使用できる程の強度があるので、力に自信のない人が軽く突くだけでもある程度の威力が出せます。

タクティカルペンはどのように使うの?

 タクティカルペンは痴漢や暴漢などに襲われた際に、一撃を与えて逃げる隙を作るための物ですが、いざという時がむしゃらに振り回すだけでは意味がありません。
 短い棒を使用する護身術や武道を習得している場合は、相手の関節を押さえるために使用できる人もいますが、形状や大きさはボールペンです。
 
 人通りが少なかったり、不審者の目撃情報があった場所等を通る際は手に握る、もしくは何かあってもすぐに取り出せるようにしておき、もしも逃げきれず襲われた際は相手を突くように使用して隙を作り、安全な場所へ逃げる事に専念しましょう。

タクティカルペンの効果的な使い方は?

 では、もしも不審者等に襲われた時、タクティカルペンでどの部分を狙えばよいでしょうか。

タクティカルペンで狙うと効果的な場所その1

 タクティカルペンで狙うと効果的な場所の1カ所目は腕です。
 例えば女性が夜道等で男性に襲われた場合、その時はなるべく腕や肘の内側を狙うようにしましょう。
 また痴漢等の場合、後ろから抱きついてくることも考えられます。そんなときは腕だけでなく、手の甲を狙うのも効果的です。成人男性でも手の甲は強打すると悶絶してしまう場所に当たるので、力に自信のない女性でも、タクティカルペンで一撃与える時にかなり有効な部分になります。

タクティカルペンで狙うと効果的な場所その2

 タクティカルペンで狙うと効果的な場所の2カ所目は足、特に相手との身長差があっても狙いやすい太もも付近です。
 いくら鍛えている成人男性でも、太ももに強烈な一撃を加えられるとダメージが大きく、逃げる隙ができます。また足にダメージを与えることで相手が追いかけてくる事も難しくなります。

タクティカルペンで狙うと効果的な場所その3

 タクティカルペンで狙うと効果的な場所の3カ所目は肩口(肩の腕の付け根に近い部分)です。
 肩口は正面から襲われた場合に一番狙いやすく、また強打されるとしばらく腕を動かせなくなります。しかし、身長差がありすぎると狙うことは難しいので、その場合は脇の下や脇腹を狙ってみるのも良いでしょう。
 

タクティカルペンの一覧はこちら

気をつけること

※タクティカルペンはとても強度があるため、間違って急所を突いてしまうと危険です。使用する際は眼球を含む顔面や、心臓などの危険部位は避けるようにしてください。
※タクティカルペンを含む護身用品は、一時的に相手を怯ませて逃げるための隙を作ることが目的です。相手を攻撃するために使用してはいけません。過度な反撃は過剰防衛になる場合もあるので、相手が怯んだら即座に逃げて助けを呼びましょう。
※正当な理由のない状態での携帯(持ち歩き)は「軽犯罪法」に触れる可能性があるので注意しましょう。

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